今回ご紹介するのは名鉄7500系パノラマカーです。
名鉄7500系パノラマカーは1963年に7000系パノラマカーの改良型としてデビューしました。
7000系の特徴である、前面展望車はそのままにより高性能な車両としてデビューしました。
最大の特徴は回生ブレーキを採用し、速度指定形の定速制御を用いたことで、すなわちマスコンハンドルにて速度を指定すれば自動的に指定速度まで加速、減速する高性能なシステムを搭載していました。
外観上も回生ブレーキを使用することで低床化が可能となり展望席から一般客席まで平面となりました。
上記のような高性能車でしたが、支線区の編成車両数の限界、変電所容量不足、多発する故障などに手を焼き1979年頃より定速制御は撤去されるなど改造が加えられました。
その後1988年より1・2次車については特別整備が行われ電動種別行先表示装置の取付や車体の更新がおこなわれました。
3次車以降は名鉄の特急施策方針転換などもあり、1030系など一部特別車編成のパノラマスーパーに改造され廃車されました。
その後も名鉄本線系で急行列車などとして活躍しましたが2005年の中部国際空港開港に合わせ駅ホームの嵩上げが実施されることとなり7500系の床が駅ホームより低くなってしまうこととなり、徐々に運用の場が縮まり2005年8月をもって全車両が引退しました。
今回あとりえピクタより入荷の7500系は日車夢工房(カツミ)製をベースに下記加工を行い1980年代特別整備前の姿を再現しています。
加工点
1.フロントアイの取付
2.ミュージックホンの取付(ホビダス製)
3.座席色の変更 緑→赤
4.ドアレール、ドア当てゴム、車体番号の貼付
5.車輪の塗装
6.車体をあとりえピクタ独特の磨き上げ塗装により美しい光沢の再現
7.各部色入れ
行き先方向版は”高速”豊橋”となっています。
名古屋本線を優等種別で駆け抜けた全盛期を忠実に再現したモデルとなっています。
限定数量1台限りとなっていますのでお早めにお求めくださいませ。
あとりえピクタ名鉄7500系特製品 当店販売価格540,000円(税別) 583,200円(税込み)
特製品の通信販売はできません。